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西新日和vol.6

子どもも大人も人や地域との関わりを自然と楽しめる街。 毎年「青少年を守る会」主催で、西新小学校6年生の「卒業旅行」が行われています。卒業を祝うとともに、普段できない体験や学習も大きな目的の1つです。2009年に行った佐世保の「セイルタワー」では、海上自衛隊について学びました。
西新は「住みたい街」とよく言われています。人気の理由は、緑が多くて利便性が良く、そして文教地区であるということ。“家族が暮らしやすく、子育てがしやすい街”、西新。今回はその魅力をもっと掘り下げるべく「西新地区青少年を守る会」の西村三貴雄会長にお話を伺いました。

親にとっても“第2の故郷”に。
そしておやじ達は立ち上がった。

子育てにとって学校、そして地域活動は、とても重要な要素です。西新には、西村さんが会長を務める“青少年を守る会”や子ども会などの他に、“子どもと親のきらく会”、通称“おやじの会”があります。このユニークな名前の会は、西新小学校に通う児童の、父親たちによる組織。もちつき大会や地引き網体験といった子どもたちが楽しめるイベントや、商店街や学校と協力して行うお祭りなどの地域交流を企画、実行しています。西村さんは、実はこの会の生みの親のひとりでもあるのです。


「“おやじの会”は2008年で20周年を迎えました。私の子どもが西新小に通っていた時、PTA会長をやっていましてね。私は親の代から西新に住んでいますが、その頃、増えはじめていた転勤族の家族を見ていて、“いつかまた転勤してしまうかもしれないけど、子どもはもちろん親御さんにとっても、西新が第2の故郷になるような楽しい思い出を作ってもらいたい”と思ったんです。手探りでいろいろな活動をやってきましたが、私が離れた今も、しっかり続いている。嬉しいことですね」。

授賞式の写真

佐世保の防空壕「無窮洞(むきゅうどう)」にて。戦時中のお話に真剣に耳を傾ける子どもたち。

「西新地区 青少年を守る会」西村三貴雄さん

子どもを通して実感する、人との絆、街への愛着。

メンバーには、遠方から転勤してきたお父さんも多いそうです。そして驚くのは、また転勤してしまっても、例えば“関東支部”を作って交流を続けたり、なかには「西新を離れたくない」と、子どもや妻が残る家族も珍しくないのだとか。これは、子どもが卒業した親も同じで、“おやじの会”のOB組織である“笑喜会”もあります。まさに“第2の故郷”となっているのです。


「最初はみなさん“子どものために何かしたい”という思いから加わりますが、さまざまな活動を夢中でやっているうちに自然と、親同士はもちろん、地域の人との絆が生まれ、西新という街への愛着が深まっているんじゃないでしょうか。もちろん“おやじの会”だけでなく、“青少年を守る会”にしても子ども会にしても、同じです。“子どもたちの笑顔が見たい”そう思ってやっていることが、実は自分たちの人生にとっても、大きな財産になっているんです」。


“家族が暮らしやすく、子育てがしやすい街”。それは単に環境的な魅力だけではなく、西新には人の暮らしにとって最も大切な“心の絆”が、自然と根付いているからかもしれません。

[ 2010年9月1日更新 ]

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