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西新日和vol.5

今年こそ、勝鷹(かちたか)!ホークスが繋ぐ絆。
福岡の人を熱くさせることといえば、山笠…もそうですが、やっぱり「ソフトバンクホークス」でしょう!西新も、実はホークスとの絆が深い町なんです。さてさて、その縁とは…?

西新中央商店街の入口を入ってすぐ、右側に赤い鳥居があるのをご存知ですか? これが何だか知っている方は、かなりのホークスファンかもしれません。この鳥居は「勝鷹(カツタカ)水神」といって、立派な神社です。建立されたのは2003年のこと。

「元々ここには井戸があったんですよ。かつて井戸は商店街の人たちにとって、欠かせない存在だった。井戸を埋めるときに、その水神さまへの長年の感謝と、将来にわたっての防災、さらなる商売繁盛を願って、神社を建てようということになったんです」と、きっかけを振返り話してくれたのは、西新商店街連合会・会長の鳥巣勲さん。神社を建てるにあたり、商店街の人々で名前をいろいろと検討されたそうですが、人々に元気を与えてくれる存在を考えた時「やっぱりホークスでしょう!」という思いに至ったそうです。そうして、商店街の繁栄とホークスの必勝祈願を込めた「勝鷹水神」が誕生しました。ちなみに命名は、古より西新を守ってきた「紅葉八幡宮」の平山宮司だとか。


それ以降、ホークスを応援する熱い思いと共に、西新の町をもっと盛り上げたいと、“勝鷹水神の大祭”として、さまざまな催しが企画されました。なかでも盛り上がるイベントの一つに、10月第1日曜日に行われる「勝鷹夢まつり」があります。2004年の第1回目は西新商店街連合会だけでの祭でしたが、翌年の2005年には西新・高取・中西商店街合同で行う3大祭に発展しました。2007年からはその名を「勝鷹夢まつり」と改称。西新・中西・高取商店街を通るパレードや、それぞれの商店街がさまざまな趣向を凝らしたイベントも行い、毎年大変賑わいを見せています。

授賞式の写真

「勝鷹水神」のご本尊である鷹の両翼が抱えているのは、秋山監督のサインボールです。勝鷹水神の奥も大正から続く明吉商店街で、現在は「西新勝鷹水神通り商店街」と名称変更されています。

パレードの写真

2009年、第7回「西新勝鷹水神MIP」を受賞した、摂津正投手の授賞式の模様。

そして、地元のみならず大変多くの人が西新を訪れるのが、毎年12月に開催される「西新勝鷹水神MIPパレード」です。西新商店街連合会が、その年に最も輝いて印象に残ったホークス選手に「MIP(モースト・インプレッシブ・プレーヤー)賞」を贈呈。勝鷹水神での授賞式のあとは、選手が人力車に乗って高取・中西・西新商店街をパレードします。通りはたくさんの人でごったがえし、なかなか進まないほどだそうです。人力車という、選手と身近に触れ合える、貴重な機会だからかもしれません。

「年々、パレードを訪れる方は増えています。それがテレビや新聞等で報道されたり、口コミで広がったりして、西新の町がにぎやかで、面白いことをやっている町、という印象に繋がってくれればと思っています」と鳥巣さん。西新を訪れるお客様はもちろん、西新に関わる人々にとっても、活気の源になっているのだとか。というのもこのイベントは、この町の人々の手によるもの。パレードの警備は商店街の役員さんや西南大の学生さんによるボランティア、先導するブラスバンドも、高取小学校の生徒さんです。「この町の子どもも大人もみんなが、熱くなれるんですよね」。ホークスは西新の町にとって、人々の絆を繋ぐ大切な存在なのです。

2010年のシーズンもいよいよ後半戦に突入。「今年こそは優勝してほしいよね!いや、すると信じてますよ!」と力強く語った鳥巣さん。西新の、そして福岡のホークスファンは皆、同じ想いのはずです。さあ10月3日(日)の「勝鷹夢まつり」、そして12月のパレードは、どんな盛り上がりを見せることでしょう。楽しみにしながら、まずはホークスの優勝を祈って……今年こそ、勝ちたか!

授賞式の写真

摂津正投手のパレードの様子。たくさんの観衆と、報道陣も数多く駆けつけました。

[ 2010年8月1日更新 ]

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